雨の音で目が覚める

当事者研究、たまに呪詛

呪詛

引っ越しのとき、自分の荷物の少なさに驚いた。洋服と靴で小さい段ボール2つ、あとは4箱の段ボールにギチギチに詰まった本だけだった

引っ越しのとき、自分の荷物の少なさに驚いた。洋服と靴で小さい段ボール2つ、あとは4箱の段ボールにギチギチに詰まった本だけだった。荷物の大半は調理器具と猫のための買い置きで、こんなにわたしのものって少なかったっけとなんだか不思議だった。家を建…

未消化の呪詛

ぜーんぶ、ぜんぶ無駄だったのだなと絶望感の中で暮らしている。離婚についてはもちろんお互いに価値観の違いがあったことは否めないしだったらそりゃ一緒には居られないよねってんで原因としては納得出来てるけど、だからといって他に好きな人作っていい訳…

‪そのままで君でいいんだよと人から何度言われても自分の首を自分で絞め続けてしまってその癖は昔から全然直らないので、ありのままの自分とかそのままのわたしとか、えっ全然ダメでしたけど嫌われてきましたけどえっありのままでいたら死ぬしかないんですけ…

医師に繰り返し、あなたより酷い人はたくさんいる、あなたは理解してくれる人も周りにいるし恵まれているよと言われたけどだから何なんだよ。わたしより酷い人とわたしを比べてだからってわたしの苦しみややりにくさがなかったことにはならないんじゃないの…

精神科への通院が辛くなってきた。先生にいろいろと尋ねるのだけど、みんなそうだよとかそれは普通だよとか言われてしまって、「そうなんですか」と言うしかなくなってくる。終いには先生から、なんだかまことさんの聞いてくることって普通のことばっかりで…

重たいランドセルを背負ったわたしが大きな声で泣いている

わたしは結婚して専業主婦という役割を手に入れた。夫には感謝しているし家事はわたしが人並みに出来る唯一のものだと思う。今この立ち位置にいるから思うことだろうけど、それでもわたしはこの年になっても未だに学校に通えなかったわたしを認められないま…

子供の頃からの自分がぽつぽつとわたしの中に生きていて、ふとした時に彼女たちが泣いて傷ついているのがわかる。幼稚園の頃、友達とかくれんぼをしていたら自分だけ見つけてもらえず出て行った時には他の子はみんなで違う遊びをしていたときのわたしや、小…

呪詛

‪そのままで君でいいんだよと人から何度言われても自分の首を自分で絞め続けてしまってその癖は昔から全然直らないので、ありのままの自分とかそのままのわたしとか、えっ全然ダメでしたけど嫌われてきましたけどえっありのままでいたら死ぬしかないんですけ…

こちら、無料で乗れる特別なジェットコースターで御座います

どん底にいるようだ。自分が何のために存在しているのか、また分からなくなっている。規則正しい生活をしているが、そろそろ限界が近付いているのが手に取るようにわかる。全ては生理前の不調のせいだ。 この不調に終わりが来るのはわかっている。生理が始ま…

わたしの全てがそこにあった。あの部屋はわたしの城だった。

パソコンの中を久しぶりに見返して昔撮った写真などを見返していた。精神は今よりずっと不安定で暗闇の中必死に出口を探しているような毎日だった。高校も満足に通えずやっとの思いで通信制を卒業した時にはわたしはもう二十歳だった。 実家の部屋は今でもた…

物を買うことがとてつもなく恥ずかしいと思うことがある

物を買うことがとてつもなく恥ずかしいと思うことがある。スーパーでは食材を買う時わたしはこんなものを食べるんですと宣言している気になるし、ドラッグストアではわたしはこれらを使って生活しているんですよと触れ回っている気になる。使うトイレットペ…