雨の音で目が覚める

当事者研究、たまに呪詛

個人的な発達特性の記録【2~5】

 

 

感覚過敏については前回サラっと書いたので、

 

rn-pq.hateblo.jp

ここからは日々の生活の中で役立ったりつまずいたりする部分をゴリゴリ言語化していこうと思います。マイナス面、プラス面も併せて書いていきます。

 

 

 

 

2.反復行動を好む


 

毎日をルーティン化することが好き。細かく決めすぎると性格上首を絞めることになるので大きな枠組みを作ることにしています。毎回同じ電車の同じ車両に乗る、毎日同じ時間に決まった番組を視聴するなど同じ時間に同じことを繰り返すことを好み、それにより情緒が安定する。同じ道を通ることも好きです。同じものを食べる、同じものを買う、一度使い始めたものは同じものをずっと使いたいです。

スケジュールを作るときには法則性を持たすように組むことが多いかな。(食料品の買い物は必ず月曜日、○○に行った帰りには必ずガソリンを入れるなど)

 

なんで??

先の見えないことが苦手だからです。とっても不安になる。

今度遊ばない?と友人から誘われた時に一番に思うことは「何時にどこでご飯を食べるんだろう、どんなことをするんだろう、何時に帰ってこられるだろう」が大部分を占めます。人によってはこういうことを聞き出すと「えぇ…別にそんなの当日の流れで決まるからわかんないじゃん…」ってまあドン引き案件なんですけど、ドン引きされてもいいから教えて欲しい、特にご飯と帰宅時間。先の見通しが立つだけで楽しいことをきちんと楽しめるようになるので仲の良い友人や家族にはぐいぐい聞くことにしています。

 

ルーティンを組むと見通しが立つ

ルーティンを組むってどんな感じだろうかって考えていた時期もあったんですけど、振り返ってみれば普通に行動していることがすでにルーティンみたいなものでした(大体毎日同じ時間に同じことしてた)。なのでちょこちょこ今の生活に合うように調整した現在の休日引きこもりスケジュールがこちら。

 

~8:00 起床(どんなに遅くても8:00にはベッドを出るようにしてる)

~9:00 朝ごはんを終えて着替える

12:00 自由時間

12:00~13:00 お昼ご飯

~17:20 自由時間

17:20 お風呂

18:00 ドライヤーかける+洗濯機回す

18:10 夕飯作り開始

18:45 洗濯終了、室内干し

19:00 夕飯

20:00 茶碗洗い

20:45 歯磨き

21:00 猫のお世話(トイレシート交換、歯磨き、おもちゃで遊ぶなど)

22:00~22:30 就寝

 

毎日大体この通りに過ごしています。風呂から夕飯まで細かく指定してあるのは毎日絶対にやらなくちゃいけないことで、そしてわたしが最もやりたくないことだからです。時間を指定することで絶対にやるんだぞ!やらなきゃだめだからな!と追いこんでいるつもり。有り難いことに「決めたことは決めたとおりにやりたい」っていう厄介な特性も持ち合わせているので(これについては10.応用が利かない、17.気持ちの切り替えが難しい、の二つに通じるところがありそう)おかげさまで毎日コツコツ続けられています、お風呂と夕飯。

 

先が見えないことに対する不安があるということは、もちろんハプニングにも弱いんですよね。ここでいうハプニングっていうのは「予定外のこと、想定外のこと」です。毎日を同じリズムで過ごすことで想定外のことは確実に減ります。ちゃんと見通しが立ちますから。しかしどうしたって起きてしまうハプニングは必ずあるのでそれに関しては対策が必要になってきます。

 

 

マイナス面とプラス面

 マイナス面に関してはルーティンが崩れた時、これに尽きると思います。自分ではどうしようも出来ないズレって必ずありますよねえ。電車が遅れるとか車のタイヤがパンクするとか行きたかったお店の臨時休業とか。以前は結構これにビクビクしながら生活してたんですけど、最近は常に二通りのパターンを想定する癖がつきました。いつも通りのルーティンで過ごせるパターンと、ハプニングが起こるパターンです。たとえば電車が遅れた時。駅ではどの程度遅れるのかアナウンスがありますし遅延証明をもらえば勤め先に提出できます。車のタイヤがパンクしたら契約している保険会社のロードサービスや車検でお世話になっている車屋さんに電話をすれば良いですし、行きたかったお店が臨時休業の場合は残念な気持ちを噛みしめながらまた別の気になっていたお店に行けばいいんです。ルーティンをこなすことを目的とするのではなく、わたしは先が見えないことが不安だからルーティンを組むことにしたのだ、ハプニングが起きたとしてもどうすれば良いか何をすれば良いのかがわかっていればハプニングはそれほど恐ろしいものではない、と常に自分に言い聞かせることで大きなパニックに陥ることが減りました。今にところ対応出来ないハプニングに見舞われたことはないんですが、もしそういったハプニングに直面しても出来うる限りの情報を集めて見通しを立てることが出来たらいいなあと思います。

 

ただやっぱり繰り返しの行動が好き、という部分は確実にわたしの中にあるのでたとえハプニングに対応できたとしても悔しさ悲しみ、苛つきなどはどうしたってあります。特にわたしは気持ちの切り替えに関して苦労する場面が多いのでとても難しいところです。

わたしの友人はみんな「やりたくなったらやる」スタンスなので見ててとてもハラハラします…えっこの間はこの時間これしてたのに今日はいいの!?とか、えぇっそんなスケジュールも立てないで行き当たりばったりで生活してて疲れないの?!とか(笑)彼女たちから見ればわたしの生活の方が息が詰まるとのことなので、うーん、発達特性だなあ!という感想です。

 

プラス面に関しては毎日同じことをコツコツ続けられる(興味のある分野のみ)、見通しを立てたいのでスケジュール管理やタスク整理が得意(だが数による)、遅刻をしない、などがあげられるかなと思います。

 

他人と関わる上では役立つ、というよりは負荷がかかる割合の方が多いかなぁって思います。自分のペースだけを重視して突き進める無鉄砲さは持ち合わせていないので、むしろ相手に合わせようと頑張りすぎて自滅パターン、結構あります。他者とのかかわりの中ではまあまあ役立ちませんが一人で過ごす分にはしっかり自分の癖として把握しているとストレッサーの排除に役立ちそう。

 

 

 

 

3.興味のない分野に取り組めない


 

興味のない分野に関することは1ミリも頭に入ってこない。読み物なんかだと大体乖離を起こします。どれだけ真面目に取り組もうと思っても上の空になりがちで人として結構致命的なんじゃ…と焦ります、焦ってます。

 

なんで??

 うーーーーん、うーーーーーーーん????

なんででしょう、わかりません。自分にとってどうでもいいことは本当にどうでもいいんです、だって関係ないじゃないですか、自分と。加えてどうやっても抗えない眠気と雑念がダブルで襲ってくるのでこれは不可抗力だと思いたい、思わせて欲しいです。

しかしその反面、興味のある分野には異常に執着します(これはわたしの場合ですが)。診断を受ける前に購入していた本にはこんなことが書いてありました。

 

狭くて深い関心事。

物を収集するのが好き

アスペルガー症候群の人は自分の興味のあることに、一生懸命に打ち込み没頭する傾向があります。

(大人の発達障害<アスペルガー症候群ADHD>シーン別解決ブックより)

 

 

あるあ…あるあるあるある!!!!収集癖あるあるう!関心ごとの幅は確かに狭いね!!わかるわかる!!

…ということなので、多分そういう傾向の脳みそを持っているということなんでしょう。狭くて深い関心事、読んだ当初はなるほどなあと思いました。

特に興味はないけどちゃんと情報が頭に入ってる人たちは本当にすごいです、尊敬します。すごい。

 

 

マイナス面とプラス面

マイナス面に関しては、まあそのまんまです。出来ません。多分そこは無理をしない方がいいと思うので(そういう脳みそならしょうがない)現段階で出来ることと言えば興味のあるもの、ないものをしっかり認識し、そして区別すること。 まあ日常生活においては興味が無ければ身の回りにも存在していないと思うので何か対策をする必要性はないと思うのですが、就職を考えている今はなるべく把握しておきたい…どんな仕事が出来るだろう?と考えたときにかなり重要になってくると思うので。自分がどんなことだったら取り組めるのか、どんなものが好きなのか、興味・関心のある分野はどれなのか。これらを把握できるだけでも目指す方向を決める手助けになると思う。

プラス面に考えるには裏を見ないとね。興味のない分野に取り組めないのだとしたら、興味がある分野には取り組める、そういうことです。しかも異常に執着するときた。今までの経験の中で一度はまれば奥底まで、ってな具合でのめり込むことが殆どだったのできっとガンガン吸収していくでしょう、吸収して欲しい。

 

今はとにかく好きなこと、興味のあること、やってみたいこと、その中で自分が出来そうなことをガシガシ言語化していくことに尽きるかな!と思います。発達特性に関する個人的なこのまとめもやりたかったことのひとつです、とっても楽しい。

 

 

4.数字に弱い


 

計算が苦手です。足し算、引き算、掛け算、割り算…2ケタになってくるときつい、奇数も苦手。電話番号やパスワード、他者の誕生日、年齢なんかもまったく覚えられませんワーキングメモリが弱いことも関連しているかも?ひらがな、漢字に比べると数字は確実に覚えにくいのでワーキングメモリの弱さ+数字に弱い、で結構な凹だと自分では感じています。

数字以外の情報を脳内から引っ張ってくる工程を経てようやく目的の数字を思い出すことが出来ることがあったりなかったり。

 

時間表記の14時とか18時とかはたまに混乱します。あとこれは関係ないかもしれないんですけど、頭に思い描いてる時間を口に出すときや人から聞くときには必ず時計そのものをを視覚で捉える癖があります。確認?かなあ、人から聞くときには覚えようとしてるんだろうなっていうのはなんとなくわかる。多分聴覚よりは視覚優位なので。口に出すときにはなんだろう、感覚的には答え合わせみたいな感じ。頭に思い描いているのは「12時」っていう数字で、実際に目で見てその数字と時計の盤面を照らし合わせたい?みたいな?うーん、上手く言語化出来ない…

 

料理をよくするんですけど料理本などを参考にするんです。しょうゆ大さじ、みりん大さじ1、砂糖小さじ1。まあ一度見ただけでは覚えられないのでひとつずつ、しょうゆ、みりん、砂糖、順番にひとつずつですね。見て、覚えて、行動に移すようにしています。聴覚よりは視覚が優位ですけどまあ一般的に優れているという訳ではないのでこういうことになりますね。

 

 

生活の中で行う工夫

覚えておかねばならないことはとにかくメモを取るようにしています。銀行口座の暗証番号、クレジットカードの暗証番号、自分の電話番号、自宅の住所、パスワード類。スケジュールは手帳とアプリで二重に管理をしています。スマホの画面だけだとなかなか覚えられないので紙に書く行為で記憶し易くしています。

全てをメモしておくって危機管理もクソもないですがこうしておかないとお金をおろすことも出来ないし自分の住所も覚えられません。大事なパスワードなどは必ず手帳にしかメモをしないようにして紛失、盗難などにはかなりの気を使っているつもり…せめてもの危機管理です。頭の中に置いておけないものは頭の外に置いておくしかないんですよねえ。全て頭の中に記録しておける人が本当にうらやましい、それだけリスクが減るってことじゃないですか。

 

 

マイナス面とプラス面

マイナス面はこちらもそのまんま、数字が本当に駄目です。記憶、計算、入力系も苦手っぽい。めちゃくちゃ気を付けてめちゃくちゃ神経使えば出来ないこともないけど、でもすっごい疲れるから出来ることならやりたくない

プラス面…ないかなあ~なにかひとつくらい欲しいけどなあ~。

数字が苦手なことで起こるポジティブな出来事を見つけたらまた追加記載したいです!

 

まあ避けて通れるなら避けて通ればいいよなって思ってます。計算には電卓を使う覚えておけないことはメモを取る数字に関する作業をしなくても良い環境を目指す、などなど。もしかして軽いLDもあるんか~なんて思った節もあるにはあるんですけど、学生の頃に数学で躓いたことってあんまりないので(数学担当教師がとても丁寧に教えてくれた&周りの学力レベルもそこまで高くなかったっていうのもあると思いますが)LDだったら多分もっと早い段階で躓いてるよなあって思うので多分違う。ただ数字に弱いだけです。

 

 

 

 

5.耳からの情報が記憶に残りづらい


 

診断を受ける際に用いられたWAIS-R(ウェクスラー成人知能検査)でワーキングメモリの弱さがわかりました。まあそうじゃないかなあとは思ってたんですけど本当に弱かったです。

 

ウェクスラー成人知能検査は、16歳以上の成人用に標準化された、ウェクスラー・ベルビュー知能検査の改訂版として、1955年2月に出版された、知能を測るための一般的な検査である。 知能は、目的を持って行動し、合理的に考え、効率的に環境と接する個人の総体的能力として定義されている。

ウェクスラー成人知能検査 - Wikipedia

 

 

以前、母との会話の中でこちらが質問した内容に対する母からの返答をすっかり忘れてしまい、5分後にもう一度同じ質問をしたことがあります(多分このときは返答を受けたことすら忘れてた)。相手からしたら、えっさっき言ったけど?!ってびっくりしますよねえ。でもこの時はわたしも自分に引きました、頭大丈夫かって思った。

今聞いてることを後で思い出してメモを取ろうかなっていうのは至難の業なのでメモが取れない状態だと結構きつい。忘れないことに全神経を使い、そしてすべてを忘れます

 

 

どうしてるの?

聴覚からよりは視覚から覚えることのほうが得意なので(繰り返し言いたいのはあくまで聴覚より視覚の方が覚えやすいというだけで視覚で記憶する能力が高いわけでは決してない)、視覚で捉えられるようにしています。基本的にメモ取りがマストです。

 

早いスピードでの指示、連続した指示、時系列の伴わない指示(伴ってても無理だけど)は何一つとして記憶に残せません。右から左へ、左から右へ。

ひとつひとつの指示をメモ取りし、時系列順、もしくは優先順に並び替えることは可能先の見通しが立つようになるので安心の材料になります

何か約束事を取り付ける時には口頭で行うより文面(手紙やメール)の方が安心感が強いです(12.多数のことを同時に出来ない、という特性も併せ持つので話を聞きながらメモを取るという行為が厳しい時もあるため口頭やりとりはかなり苦手)。

友人や家族との会話でのやり取りの中で約束事(○日にこうしようねとか)が出た場合には必ず「あとでLINEして欲しい」と伝えるようにしています。ここが難しいところなんですけど、耳で聞いたことを必ずしも忘れる、というわけではないんです。覚えていられる場合もある。自分の中での優先度なのか頭の中にしまう際の引き出しの場所の違いなのかはわかりませんが、覚えていることもあれば覚えていないこともある、不確定さが困り感のひとつとして挙げられます。

 

 

ワーキングメモリって??

 

ワーキングメモリとは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念である。作業記憶、作動記憶とも呼ばれる。ワーキングメモリの構造や脳の関連部位を調べる研究が多数行われている。

ワーキングメモリ - Wikipedia

 

WAIS-Rの検査結果を主治医から聞いたときに、ワーキングメモリ(短期記憶)の弱さを指摘されました。一時的に記憶を留めておく能力が弱い、ということだと個人的に解釈しています。

 

ホワイトボードって便利ですよね。専用のマーカーを使って書いて、消して、また書ける。個人的には短期記憶ってホワイトボードのような役割を持っているんじゃないかなあと思っています。ではわたしの脳内ホワイトボードはどうなっているんでしょうか。おかしな話なんですが、しっかりマーカーで書き込んだにも関わらず、時間経過とともにどんどん文字が薄くなっていくそして消える。そんな感覚に近いです。しっかり全てを書き込んだのに、ふとホワイトボードを見ると虫食い状態だったり逆に一部分だけしっかり残っていたり、もしくは何も残っていなかったりします。そんなはずないのに、えっわたしちゃんと書いたよ?!と驚くことは未だにあります。そしてとても悔しいです、自分の能力値の限界を見せつけられているようで。絶対に忘れたくないことは意識的にメモ取りが出来ますが、そうでないものはもう覚えることを諦めるしかありません。

 

 

マイナス面とプラス面

メモ取りが出来ない状況で出される指示はごく簡単なものであれば3つ程度まで覚えていられる(はず)です。ただその指示をこなす間に話しかけられたり意見を求められたりすると覚えていられる確率がぐっと下がってしまいます。これから就職…!と意気込んでいる身としては何とかしたいところなのですが、ここは工夫していくしかないかな…と若干諦めムードです。ワーキングメモリを鍛える方法なんかもあるみたいなので長い目でやっていくといいのかなあと思ったりもしますがまあ多分やらないですねえ。日常生活を送るだけでも疲労が溜まっていくので+αで訓練すると疲労蓄積が倍になるのでなるべくなら避けたいっていうのが本音です。生きてるだけでしんどい

ただ料理をするようになって少し鍛えられているような気がします。頭の中で立てた一時的な段取りを作業が終わるまで保持しておくことが出来るようになったので!。次なにやるんだっけか~~~忘れた~~~ってなることもまああるんですけどそれでも調子が良ければスイスイっと作業が片付いてくれるのでとっても嬉しい。

 

状況によってマイナス面にも働くしプラス面にも働きます。メモ取りできなければ全てが終わりますが、メモ取り出来れば確実にタスクを終わらせようと奮闘するでしょう。極端ですが、それも困り感のひとつですねえ。

 

 

 

そもそも発達特性って?


 

これは今通っている就労支援所で自己理解プログラムを受けた際にスタッフの方が説明してくれたことなのですが、とても納得したので書いておきたいです。

 

 

特性っていうのはそれぞれの人が持つ癖のようなもの。そしてその癖は環境との相互作用で強弱が見えるものであって、癖自体には良いも悪いもない

 

 

環境と自己の特性が上手く組み合わされば強みに、上手く組み合わなければそれは欠点になります。自分にどんな特性があって、どんな環境であればそれを強み変えられるのか。大切なのは自分の癖をより深く知ること。そうすることで出来ること、出来ないこと、これがあれば出来る、これだけはどうしてもだめだ、と正しく自分を認知することができます。

 

発達障害に限らず、まあみんな傾向としてはあるんですよねえ。障害の域まで達してないけどちょっとASD傾向あるよねえとかADHD傾向あるよねえとか。わたしの母はADHD傾向ありますし父と姉はASD傾向があるなあと見てて思います。でもあの人たちは日常の困り感っていうのは感じてないみたいなので定型発達なんです、わたしとはそこが違う。

 

支援所で働いているスタッフさんでADHD傾向のある方ふたりが自分は過集中になりやすいし予定を覚えていられないから別のスタッフさんにリマインドを頼んでいるだとか、自分も過集中+衝動性の強さがあるから飲食で働いていた時に売上ものすごいの出したことあるんですよ!とかいろんなエピソードを話してくださってめちゃくちゃに面白かったです。ああ、そうかあ、こうやって自分の癖を知ることで対応できることって確実にあるなあと話を聞いていて思いました。定型・発達に関係なく自己理解を深め環境との相互作用を視野に入れて就職先を選ぶ、そして働く場所でもそれぞれの特性を生かし理解する社会の流れが生まれるといいなあと心から思いました。

 

 

 今日はここまでです!